埼玉県さいたま市、新築住宅のエクステリアアレンジです。
黒い外壁が大きな窓がモダンな建物です。
メタルなバルコニーも特長的ですね。
エクステリアもモダンな素材で統一しても良かったのですが、今回はあえて自然素材(ウリン材)を使用しました。
植栽との相性はもちろんのこと、全体の黒・茶・緑のコントラストを意識してみました。
ウッド材は色が抜けるとシルバーグレーに変わりますが、そうなった時にも建物とのバランスは崩れ無いと思います。
大きなfix窓の前には、同じウッド材で花壇を造作。
樹木をそのまま地面に植えるのではなく、花壇に植えて高さを出すことで立体感を生み出しています。
高さがある分、外からの目隠し効果が高いのはもちろん、お部屋からは樹木の姿全体を楽しむことができます。
その花壇に植えられているのは、「ジューンベリー」という落葉高木です。
花(3月)・新緑(4月)・実(6月)・紅葉(11月)・落葉(12月)と、楽しみどころ満載です。
育てやすい上に、一本で身近に四季を感じることができる、おすすめ樹木の一つです。
個性的な建物のイメージを壊さないようにデザインしました。
機能的には、駐車場の使いやすさを最優先に、サイクルストッパー(盗難防止柵)や省スペースのスリムな立水栓などもポイントです。
シンプルなエクステリアですが、樹木や草花は年間通じて見所があります。
その変化もぜひお楽しみください。