オープンだったエクステリア(外構)を、クローズタイプのエクステリアにリフォームしました。
駐車場の入り口には、電動式のオーバードアを設置。
電動式のオーバードアは、リモコン操作で車から降りることなく開閉することができます。
オーバードアの横には同デザインの門扉を設置。
統一感があり、デザイン的にもすっきりしています。
ポストは埋め込みタイプのシンプルなものをチョイス。
製品や素材は、閉塞感が出ないように、色・形状を選びました。
エクステリアのデザインイメージは「シンプルモダン」です。
・ホワイトの壁と空洞レンガ
・メタリックなオーバードア・門扉・ポスト・表札・照明
これらを組み合わせてモダンなイメージを演出しました。
あえて残した御影石の敷石と植栽・化粧砂利が、シンプルモダンな空間の中で全体のバランスを図っています。
ウッドデッキは3段仕様のちょっと変則的なデザインです。
「通常のステップ」に見えるのは2段目のみ。
室内の広がりを感じることができる3段目と、車のリアバンパーより低く抑えた1段目は、可能な限り広く確保しました。
1・3段目は、それぞれ奥行は2m以上。
何かをするにも十分な広さです。
車をいっぱいまで下げれば、室内からデッキを経由して、トランクの荷物を直接出し入れすることできます。
重いものや大きいものも、わざわざ玄関を経由する必要はありません。
実際の使いやすさを考えた、変則デザインのデッキです。
エクステリア・駐車場と庭は、グランドデッキと敷石で繋ぎ、エクステリアとガーデンが分断されないように気を付けました。
ウッドデッキ~グランドデッキ、黒敷石~既存の御影石と、駐車場を挟んでエリアを分けつつも同じ素材同士で空間を繋ぎ合わせています。
既存の大谷石の土留めと今回設置したグランドデッキは相性抜群です。
とても良い雰囲気の園路になりました。
木材の経年変化後も、その相性はさらに良くなりそうです。
黒敷石は濡れると表情を変え、雨の日も眺めて楽しめます。
敷石は、滑りにくいのも特長です。
ウッドフェンスのデザインは、上に行くにつれて横桟の間隔が広くなるグラデーション仕様。
高さも2m以上あり、背景としても目隠しとしてもその機能性は十分です。
使用しているのは、ハードウッドの中でも耐久性のある「ウリン材」という木材。
ウッドデッキとグランドデッキにも、同じものを使用しています。
「ウリン材」は、無塗装で何もメンテナンスせずに30年以上持ちます。
経年変化のシルバーグレー色も、良い味を出してくれると思います。
2014年のエクステリアリフォーム工事に続き、今回ガーデンリフォーム工事もご相談いただきました。
改めましてありがとうございます。
追加工事のご連絡をいただいた時、とても嬉しかったです。
ガーデンリフォームの今回は、特にウッドフェンスとウッドデッキのデザインがポイントでした。
最大で30mm、目線高さの間隔10mmが条件だった、グラデーションウッドフェンスの割り付け。
車の駐車時に支障が無い範囲で、かつなるべく広げたかった3段仕様のウッドデッキ。
何よりも、使いやすさ、機能性を重視したデザインとなっています。
細かい部分をどうしても確認・調整したくて、現場合わせにも何度もお立会いただきました。
お忙しい中、ありがとうございました。
ところで前回も今回も一番大変だったのは、ご実家への御影石と大谷石の移設です(笑)。
掘り起こしも最後の運搬も人力作業でちょっと大変でしたが、無事に戻すことができて良かったです。
ご家族の皆様にもぜひよろしくお伝えください。
この度はありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。