埼玉県さいたま市の新築住宅エクステリアです。
都市部に位置する建物のエクステリアは、スペース的にそれほど余裕がない場合が多いです。
今回も、2台分の駐車スペース・玄関ポーチステップ・室外機置場・外水栓は絶対条件で、その中で門まわり(ポスト・表札・インターホン)や植栽スペースを考え、配置する必要がありました。
同時にそれらをただ配置するのではなく、
・門壁を、交通量の多い側の道路からの目隠し壁として兼用
・駐車場から玄関までの動線を考慮したスリムな立水栓を採用
・駐車場から玄関ポーチまでスムーズに乗り降りできるように、ステップの形状を変更
・隅切りのデッドスペースを利用した植栽スペースと、四季を楽しめる樹木
などのプラス要素を加え、デザインしました。
建物はシンプルなイメージで、玄関ドアと門灯とポーチタイルはナチュラルな雰囲気です。
エクステリアも、シンプルでありながら、どこか温かみのある雰囲気を醸し出すようにと考えました。
・手仕上げの塗り壁
・ナチュラルな化粧砂利
・化粧砂利と同シリーズの化粧玉石
・明るく柔らかいイメージの植栽
・施主様にご用意いただいたテラコッタプランター
これらの要素を加えたことで、玄関前がより柔らかい雰囲気となり、建物との調和もばっちりです。
表札やポスト選びでは、迷わせてしまうようなアドバイスばかりでしたが、ご検討いただきありがとうございました。
それでも立水栓の色は即決でしたね(笑)。
完成時には、ご家族皆様で喜んでいただき、私としてもとても嬉しかったです。
玄関前のデッドスペースを活用した、植栽主体のガーデンです。
今後の植物の生長や変化、ぜひお楽しみに!
ありがとうございました。