新築エクステリアのご依頼でした。
エクステリアは、北東に面していることに加え、敷地造成時の擁壁や階段もあることから、ともすると暗く無機質なイメージに偏りがちでした。
建物のイメージとも調和させ、かつ、いかに明るさを演出するかがポイントとなった物件です。
アプローチ兼自転車置場には、自然な赤茶の色合いが特長的な、イタリア産のポルフィード乱形石材を。
エクステリア全体のモダンイメージは残したかったため、ナチュラルなイメージの乱形石材は、あえてかっちりとした直線枠内に敷き込んでいます。
同時にその斜めのラインは、擁壁の斜めのラインと揃えることで、それをもエクステリアデザインの一部に取り込むことを意識しました。
傾斜に対する滑り止め処置や、お車の出し入れなど、普段使いに対する機能性はもちろんのこと、明るさや楽しさまで感じていただけるような、そんなエクステリアに仕上がりました。
シンボルツリーのオリーブの成長も、今から楽しみですね。