さいたま市に拠点を置き、デザイン住宅を多く手がけている工務店「RoomNumber000」様より、大宮区天沼町に、新たにオープンするモデルハウスの、エクステリアデザインを依頼されました。
ご覧の通り、建物の外壁が黒一色で、かなり個性的なデザインのため、エクステリアは、黒色をベースに極力、シンプルなデザインにしています。
駐車場は、動線を確保するため、フルオープンに。
また、その仕上げは、砂利舗装とすることで、自然/環境に優しい、敷地内透水を実現しています。
個人住宅のエクステリアではなかなか難しい、コンセプチャルなカースペースを、今回はご提案させていただきました。
手前のシンボルツリーは”イロハモミジ”です。
紅葉した時の赤と、建物の黒とのコントラストを意識しました。
落葉樹が1本あるだけで、四季を感じられます。
また、今回は、モデルハウス内のインテリアグリーンのご相談も受け、テラスのシマトネリコをはじめ、各部屋に、育てやすく、インテリアのイメージと調和するような、グリーンを配置いたしました。
建物内のどの部屋からも、グリーンが目に入るような仕掛けになっています。
中庭テラスのシマトネリコ
今回は、エクステリアデザインの基本コンセプトを”KURO”とし、アイテムに黒色のものを多用いたしました。
しかし、天然石の自然な黒/ポストのメタリックな黒/雨に濡れ、表情を変える砂利の黒、と同じ”KURO”でも、それぞれ違った趣があることに気付かされます。
また、夜にはテラスや黒壁が、ライトアップされ、昼間とは別の表情が楽しめます。
もし、モデルハウスに行かれる機会がありましたら、建物と同じくらい、エクステリアとインテリアグリーンにも注目してみて下さい。